【サイバーインテリジェンス渡辺誠司】外注ゼロ・新卒育成に振り切るWeb制作会社の「利創経営」とは?

「ホームページを作ったが、問い合わせが来ない」「デザインは綺麗だが、売上につながらない」。そんな悩みを抱える経営者は少なくありません。
岐阜県岐阜市に拠点を置く「株式会社サイバーインテリジェンス」は、2,000社以上の相談実績を持ち、クライアントの約7割が「リニューアル」を希望して訪れるというWebマーケティング企業です。
この記事でわかること
- サイバーインテリジェンスが選ばれ続ける本質的な理由
- 「ホームページ作りは会社作り」と語る代表・渡辺誠司氏の経営哲学
- AI時代におけるWeb集客とSEOの最適解
なぜこの企業に注目すべきか
同社は、Googleの口コミで県内ダントツ・全国トップクラスの圧倒的評価を獲得しています。
その裏には、外注を一切使わない100%内製化の組織体制や、新卒採用に振り切った6ヶ月(960時間)にも及ぶ独自研修など、一般的なWeb制作会社とは一線を画す強固な組織づくりがあります。
本記事では、公式サイトには載っていない代表・渡辺氏のリアルな声と一次情報をお届けします。

会社概要
- 会社名:株式会社サイバーインテリジェンス
- 公式サイト:https://cyber-intelligence.co.jp/
- 代表者:代表取締役 渡辺誠司
- 設立:2014年11月19日
- 事業内容:Webコンサルティング、ホームページ制作、SEO対策、Web広告、採用活動支援
創業ストーリー
なぜこの事業を始めたのか
渡辺氏は20代の頃、法人向けの営業としてキャリアを積んでいました。会社員時代にWeb制作部門の立ち上げ責任者を任されたことが、この世界に入るきっかけとなります。
「全く知識のない状態から始めましたが、やってみるとすごく面白かった」と語ります。
そこで気づいた本質が、「売れない営業マンと売れないサイトは同じ」という事実でした。優秀な営業マンが持つツールやトークのエッセンスをホームページに落とし込めば、必ず成果の出る「売れるサイト」になる。
この営業時代の原体験が、現在のマーケティング重視のWeb制作の基盤となっています。
創業時の苦労
15年以上の業界経験を持つ渡辺氏ですが、創業からの最初の5年間は「非常に苦しかった」と振り返ります。
その原因を、渡辺氏は自戒を込めて「自分が『テイカー(奪う人)』だったから」と分析します。
顧客の利益よりも自社の利益を優先してしまっていた考え方を変え、顧客の利益を第一に想像し創造する「利創経営」へとマインドをシフトしたことで、事業は大きく好転していきました。

事業の特徴
競合との違い:マーケティング重視の完全内製化
多くの制作会社がデザイン重視で外注を利用する中、同社は「問い合わせを最大化する」というマーケティング思考に特化しています。
デザインも「お問い合わせをアシストするためのデザイン」と定義しており、この意図を正確に形にするため、外注を一切使わない100%内製化の体制を敷いています。
強み:WordPressカスタマイズ力と専任体制
同社はWordPressのカスタマイズにおいて全国トップクラスの技術を自負しています。顧客の「こうしたい」を叶えるカスタム投稿などの実装力が高く、それがマーケティングの成果に直結しています。
また、ホームページは「作る(デザイナー)」「育てる(SEO)」「集める(PPC広告)」で役割が全く異なります。
そのため、兼任ではなく、SEOとPPCそれぞれに24時間365日それだけに向き合う専任スタッフを配置しているのが大きな強みです。
提供価値:「Behind the Story」を汲み取る力
「ホームページをリニューアルしたい」というお客様の言葉の裏には、例えば「後継者が戻ってきたから第二創業として会社を新しく見せたい」といった背景が隠れていることがあります。
同社は、表面的な要望だけでなく、言葉にならない裏舞台(Behind the Story)までをヒアリングで汲み取り、会社の未来に合わせたサイト作りを提供しています。

インタビューQ&A
ここでは、代表の渡辺誠司氏に伺ったリアルな声をQ&A形式でお届けします。
Q. 過去に外注化を断念されたとのことですが、具体的にどのような背景があったのでしょうか?
A. 渡辺氏:私たちは見栄えが良いだけのデザインを作っているわけではなく、お問い合わせを生むためのマーケティング施策を行っています。
しかし、その意図や「ユーザーにどう行動してほしいか」までを考えられるマーケティング思考を持ったデザイナーは、外部にはほとんどいませんでした。
テンプレートっぽくないオリジナリティのあるものを作るには、密なコミュニケーションが必要です。そのため、アウトソーシングはうまくいかず、自社で教育して100%内製化する決断に至りました。
Q. 新卒採用に振り切り、6ヶ月(960時間)もの研修を行う理由を教えてください。
A. 渡辺氏:以前は中途採用を行っていましたが、ノウハウがバラバラで都度教育が必要でした。
当社には独自のWordPressテーマや特有のやり方があり、いくらデザイン知識があってもそれをマスターしないと前に進めません。そのため、新卒を一括採用し、最初の半年間は実務に当てず研修に集中させることにしました。
一見コストがかかるように見えますが、結果的に習得スピードが早く、プロ意識も高まり、1年後には即戦力として活躍してくれるため、このやり方が一番効率が良いと確信しています。
Q. 料金プランが30万円から100万円以上までありますが、「他社の方が安い」と言われた場合はどうお答えしていますか?
A. 渡辺氏:値段や安さだけを重視されるのであれば、他社を選んでいただいて構いませんとお伝えしています。
私たちは単に「安くホームページを作る会社」ではありません。お客様が抱えている経営の悩みや課題を、IT(ホームページ制作、SEO、PPC)という手段を通じて解決しています。
その価値を理解していただいた上でご依頼いただきたいと考えており、他社に合わせて価格を下げるような競争はしていません。
Q. AIの台頭によるWeb制作やSEO業界への影響はどう捉えていますか?
A. 渡辺氏:単に画面上のホームページを作っているだけの会社や、AIに代替できるような「誰でもできるSEO」を行っている会社は淘汰されるでしょう。
しかし、当社にとってAIの加速はむしろチャンスだと捉えています。なぜなら、お客様のリアルな背景を探るヒアリングや人間力、現場の「一次情報」を大事にしたSEO対策は、AIには真似できない価値だからです。

経営者の価値観
大切にしている考え「利創経営」
渡辺氏の経営哲学の根幹には「利創経営」というビジョンがあります。これは「お客様の利益になることを想像し、創造する(0から1を生み出す)」という考え方です。実際にクライアントの売上に貢献できている事例も多く、このビジョンは社内に深く浸透しています。
「銀座の寿司屋」のメタファー
同社が目指す立ち位置は「銀座の寿司屋」です。銀座の高級寿司店は「1年待ってでも行きたい」と思われ、値段で他店と比較されることはありません。サイバーインテリジェンスも、独自の課題解決力によって「待ってでも依頼したい」「価格競争に巻き込まれない」唯一無二の存在になることを目指しています。
スタッフに求める「3つの人材像」
渡辺氏は共に働くスタッフに対し、以下の3つを求めています。
- 他社よりも競争力のある人材になること
- お客様に愛される人材になること
- 稼げる人材になること これらを実現するため、社内には130項目に及ぶ独自の評価シートが存在し、スキルと人間力の両面を磨き続ける環境が整っています。
今後のビジョン
目指している未来:永続的に続く会社
現在、約20名弱の組織規模で売上2億円を達成していますが、渡辺氏は「無理に売上規模や人数を急拡大させるつもりはない」と語ります。目標は、現在の20名規模を維持しながら、永続的に続く強い会社を作ることです。
また、事業を多角化する予定はなく、Web制作、SEO、PPCという「3本柱」を今後も極めていく方針です。
新しい挑戦:業種特化とセキュリティの強化
今後の展開として、現在得意としている「製造業特化」のような専門分野のページを、あと2〜3つほど広げていく構想を持っています。
また、現在最も経営者として頭を悩ませ、注力しているのが「サイバーセキュリティ対応」です。
日々起こるサーバー攻撃やWordPressの脆弱性から顧客を守るため、保守メンテナンスと人材教育の強化に全力を注いでいます。

読者へのメッセージ
最後に、ホームページ会社選びで迷っている経営者へ向けて、渡辺氏から力強いメッセージをいただきました。
「ホームページ作りは、会社作りだと思っています。ただサイトを新しくするのではなく、『3年後、5年後にどういう会社にしていきたいか』『事業計画としてどれくらい売上を伸ばしたいか』という経営の根本から、一緒に考えていきましょう。」
まとめ
この記事のポイント
- ホームページで成果を出す鍵は、優秀な営業マンのノウハウをサイトに落とし込むこと。
- 外注に頼らず、SEOとPPCの専任スタッフを置く100%内製化組織が圧倒的な成果を生む。
- AI時代においては、ヒアリング力や一次情報といった「人間力」こそが最大の差別化要因になる。
どんな企業におすすめか
- ホームページからの「質の高い問い合わせ」を本気で増やしたい企業
- 単なる制作代行ではなく、経営課題を共有し一緒に伴走してくれるビジネスパートナーを探している経営者
- 将来のビジョンや第二創業に向けた想いを、適切にWeb戦略に反映させたい企業

ここまで記事を読んでいただき、ありがとうございました。
経営者のストーリーには、会社のホームページや営業資料だけでは伝わらない
「なぜこの事業を始めたのか」という想いがあります。
創業のきっかけ、苦労したこと、そしてこれから実現したい未来。
こうした話を聞くたびに、日本にはまだまだ面白い経営者がたくさんいると感じます。
そのストーリーを残すために、現在【経営者1000人インタビュープロジェクト】を進めています。
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インタビューはオンラインで60分ほど。現在はプロジェクトのため参加費は無料です。
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