株式会社TriVerse 代表 萩原翔|採用コンサルから「世界を代表するエンタメ企業」へ。異色のAI×Webtoon戦略の全貌

「夢が全ての人の原動力になる社会へ。」
東京都渋谷区に拠点を置き、2025年4月に創業した株式会社TriVerse(トライバース)は、この壮大なミッションを掲げるスタートアップ企業です。
現在、同社は中小企業向けの採用コンサルティング事業を主軸としつつも、最新のAI技術を駆使したWebtoon(縦読みマンガ)制作やオリジナルIP創出といった「エンタメ事業」への大規模な投資を行っています。
一見すると結びつかない「人事領域」と「エンタメ領域」。なぜ、この2つの事業を同時並行で進めているのでしょうか?
本記事では、株式会社TriVerseの代表取締役である萩原翔(はぎわら しょう)氏に独占インタビューを実施。
公式サイトや一般的な企業紹介記事では語られていない、創業の裏側にある壮絶な原体験から、採用支援における驚異的な実績、そして「5年後にエンタメ一本で売上20億円を目指す」という独自のアグレッシブな経営戦略まで、その全貌に迫ります。
採用課題に悩む経営者や人事担当者、そしてエンタメ×AIビジネスの未来に関心のあるビジネスパーソンにとって、必見の一次情報をお届けします。

会社概要
- 会社名:株式会社TriVerse(トライバース)
- 公式サイト:https://triverse.co.jp/
- 代表者:代表取締役 萩原 翔
- 設立:2025年4月
- 所在地:東京都渋谷区道玄坂1丁目10番8号 渋谷道玄坂東急ビル2F
- 事業内容:採用コンサルティング事業、YouTubeブランディング、SNS運用支援、エンタメ事業(AI活用Webtoon・オリジナルIP創出)
創業ストーリー
なぜこの事業を始めたのか:絶望の淵でアニメに救われた原体験
萩原氏の起業の根底には、21歳の時の強烈な原体験があります。就職活動を控えていた時期に母親が他界し、「自分の人生には意味がない」と絶望し、一度は自ら命を絶とうとした壮絶な過去を持ちます。
奇跡的に一命を取り留めたものの、無気力な日々を送っていた彼を救ったのは、一本の「アニメ」でした。アイドルを目指す少女が芸能界のリアルな泥臭さの中でもがく姿に、かつて俳優を目指していた自身の過去が重なり、大勢の観客の前で涙を流して歌うシーンを見て、萩原氏自身も涙を流したと言います。
「自分は涙を流すほど、人生で本気で頑張ったことがあっただろうか?」
この気づきが萩原氏を突き動かしました。本気でYouTube事業に取り組み、生活できるまでの成果を出した彼は、「自分の人生を変えてくれたアニメ業界に恩返しがしたい」と強く思うようになります。
しかし、業界を調べて見えてきたのは、アニメーターの年収が200万円を切っていたり、有名な声優でもアニメ1本で1万円程度しかもらえないという「クリエイターが報われない現実」でした。
「夢を目指して叶えているのに、夢のない世界になっている。この構造を変えたい」。
この強い怒りにも似た使命感が、「夢が全ての人の原動力になる社会へ」というTriVerseのミッションを生み出したのです。

創業時の苦労
前職のスタートアップ企業で6年半、採用から人事制度・研修まで幅広い人事領域を経験し、「これ以上前職で学べることはない」と独立を決意した萩原氏。
しかし、創業直後は金融機関からの借入ができず、現在に至るまでキャッシュフローの不安という起業家ならではの壁に直面し続けています。
事業の特徴
競合との違いと強み:「紹介のみ」で拡大する採用コンサル
現在、TriVerseの収益の柱となっているのが「採用コンサルティング事業」です。大手企業のように「ブランド力」だけで人が集まらない中小企業やスタートアップに特化して支援を行っています。
同社の最大の特徴は、「営業を一切行わず、紹介のみで案件を獲得している」という点です。数多くの採用コンサル会社が存在する中で、クライアントがTriVerseを選ぶ理由は、萩原氏自身の人事としての深い経験と、クライアントに寄り添う伴走型の支援スタイルにあります。
提供価値:採用コストを7割カットする圧倒的実績
具体的な成果として、「採用コストを7割カット」した事例が多数存在します。
例えば、年間200万円かかっていた採用費を60万円まで引き下げたケースもあり、単なるノウハウ提供にとどまらない実質的なコスト削減と人材確保を実現しています。

インタビューQ&A
公式サイトには載っていない、リアルなビジネスの裏側をQ&A形式でお届けします。
Q. 採用コンサルにおいて、「お金を払えば採用できる」と誤解している企業が多いと伺いました。業界の常識と現場のギャップについて教えてください。
A. 萩原氏: おっしゃる通り、「コンサル費用を払えば勝手に結果が出るだろう」と思っている方が非常に多いのが現実です。
しかし、採用は企業と私たちが一緒に取り組まなければ絶対に成功しません。 過去の経験上、高圧的で「お金を払っているんだから人を連れてこい」というスタンスの企業は、結果的に採用がうまくいきません。
そのため、現在では半年間固定費をいただきながら、お互いがパートナーとして一緒に伴走・実装していける企業様とだけお付き合いをさせていただいています。
Q. 人事コンサルを主軸にしながら、なぜ「Webtoon(縦読みマンガ)とAI」を掛け合わせたエンタメ事業に挑戦しているのでしょうか?
A. 萩原氏: 私の本当の目的は、原体験でもある「エンタメ業界を変えること」にあります。
しかし、国内のエンタメ業界はすでに大手企業が圧倒的な力を持っており、まともに戦っても勝ち目はありません。 そこで目をつけたのが、海外発祥でグローバルにリーチできる「Webtoon」という新しいプラットフォームです。
さらに、今ならAIを活用することで、画像生成やセリフの翻訳を効率化できます。すでにTriVerseでは、私が原案を作り、AIの画像生成パイプラインを組み込み、人間の目で確認するフェーズまで構築が完了しています。
Q. 創業1年目の現在、事業のポートフォリオとリソース配分はどうなっていますか?
A. 萩原氏: 正直なところ、エンタメ事業の方ではまだ売上が全く立っていません。
ですので、キャッシュエンジン(収益の柱)となっているのは採用コンサル事業です。
ただ、採用コンサルの業務はAIを活用して徹底的に自動化・効率化を進めており、空いたリソースの大部分をエンタメ事業の立ち上げに注いでいます。
エンタメ事業は今年中にすぐ大きな売上が出るものではないと覚悟していますが、ここをやり切ることが私たちの未来に直結します。
経営者の価値観
萩原氏の根底にあるのは、「子供たちが自由に夢を描き、それを叶えられる世界を作りたい」という強い思いです。
現在の日本において、小学生のなりたい職業ランキングの1位が「公務員」であることに対し、萩原氏は強い危機感を抱いています。それは、親世代が経済的な苦境から安定を求め、その教育が子供たちに波及してしまっている結果だからです。
日本経済全体を変えることは難しくとも、せめて「エンタメ」という領域においては、クリエイターが正当な報酬を受け取り、食べていける環境を整えたいと語ります。
また、社内の組織文化としては「社内から『無理』という単語をなくしたい」と明言しています。「とりあえずやってみよう」という挑戦の文化を根付かせ、仲間の夢を応援できる組織づくりを目指しています。

今後のビジョン
「5年後には売上15〜20億円、従業員50名規模になり、事業は完全にエンタメ1本に振り切る」。
これが萩原氏の描く明確なロードマップです。現在は採用コンサルをキャッシュエンジンとしていますが、最終的にはWebtoon制作、キャラクターグッズ展開、マルチメディア展開といったオリジナルIP(知的財産)の創出に完全シフトする計画です。
ビジネスモデルとしては、単なるコンテンツ制作ではなく「ポケモンのようなIP戦略」をベンチマークにしています。誰もがTriVerseというプラットフォームを通じてIPを作り、グローバルに売っていけるような場所を構築することが、今後の最大の挑戦です。
読者へのメッセージ
TriVerseは、人事領域における「採用の最適化」と、エンタメ領域における「クリエイターの救済」という、全く異なる2つのベクトルを持ちながら、本質的には「人の可能性と夢を最大化する」という一つの目標に向かって突き進んでいます。
もしあなたが中小企業の経営者で「採用コストを抑えながら本質的な組織づくりをしたい」と考えているなら、萩原氏の伴走型コンサルティングは最高のパートナーになるでしょう。
また、AIを活用した新しいIPビジネスやWebtoonに関心のあるクリエイターやビジネスパーソンにとって、TriVerseの今後の躍進は絶対に目が離せないはずです。
まとめ
本記事のポイントは以下の通りです。
- 異色の経歴:YouTuberから人事責任者を経て起業。壮絶な原体験が「夢が原動力になる社会」というミッションを生んだ。
- 圧倒的な採用支援実績:紹介のみで案件を獲得し、中小企業の採用コストを最大7割削減。企業と二人三脚で伴走するスタイルが強み。
- 革新的なエンタメ戦略:採用支援で得た収益とAIの自動化技術を「Webtoon×AIのIP事業」に投資。クリエイターが報われるエコシステムの構築を目指す。
【こんな方におすすめです】
- 採用コストが高騰し、良い人材が採用できずに悩んでいる中小企業・スタートアップの経営者の方
- 「お金を払うだけの外注」ではなく、一緒に組織を作ってくれる採用パートナーを探している方
- エンタメIP創出やWebtoon×AIの最前線ビジネスに興味がある方
TriVerseの挑戦はまだ始まったばかりです。日本のエンタメ業界の常識を覆すその歩みに、ぜひご注目ください。

ここまで記事を読んでいただき、ありがとうございました。
経営者のストーリーには、会社のホームページや営業資料だけでは伝わらない
「なぜこの事業を始めたのか」という想いがあります。
創業のきっかけ、苦労したこと、そしてこれから実現したい未来。
こうした話を聞くたびに、日本にはまだまだ面白い経営者がたくさんいると感じます。
そのストーリーを残すために、現在【経営者1000人インタビュープロジェクト】を進めています。
この企画では、
- 創業のストーリー
- 事業の強み
- 経営者の価値観
- これからのビジョン
などをお聞きし、記事として公開しています。
記事は、会社名や代表者名で検索されたときにも見つかる「信頼できる情報」として残るコンテンツになります。
インタビューはオンラインで60分ほど。現在はプロジェクトのため参加費は無料です。
もしこの記事を読んで
「自分の事業の想いも残してみたい」
「経営者としてのストーリーを言語化したい」
そう思った方がいれば、ぜひ以下のページをご覧ください。
