失恋から始まった起業ストーリー。合同会社dock.垣谷直人が語る「Webで一番正直な会社」を目指す理由

この記事でわかること
- 合同会社dock.が提供する「売上に直結するSEO」の真髄
- 代表・垣谷直人氏の異色のキャリア(スポーツ推薦〜失恋からの起業〜法人化)
- 「コンサルタントではなく代理業に近い」と語るdock.独自のビジネスモデル
- Web制作会社が抱える課題を解決する、新しいSEO顧問サービスの実態
なぜこの企業に注目すべきか
企業のWeb集客において「アクセスはあるが問い合わせが来ない」「SEO対策をしているのに売上が上がらない」という課題は後を絶ちません。
京都を拠点に活動する合同会社dock.(代表:垣谷直人氏)は、順位アップをゴールとせず、徹底的に「CV(コンバージョン=売上・問い合わせ)」にこだわるSEOコンサルティングを提供しています。
本記事では、一般的な会社紹介では語られない垣谷氏の創業ストーリーや、生々しい失敗談、そして「Web業界で一番正直な会社になりたい」と語る同氏の経営哲学に迫ります。
Webマーケティングに悩む中小企業の経営者や、Web制作会社の担当者にとって、課題解決のヒントが詰まった必読のインタビューです。

会社概要
会社名: 合同会社dock.
代表者: 垣谷 直人
設立: 2025年8月(個人事業から法人化)
事業内容: SEOコンサルティング、Webマーケティング支援、Web制作会社向けSEO顧問サービス
創業ストーリー
なぜこの事業を始めたのか
垣谷氏がWebマーケティングの世界に足を踏み入れたきっかけは、意外にも大学生時代の「失恋」でした。
当時、びわこ成蹊スポーツ大学にスポーツ推薦で入学したものの部活には入らず過ごしていた垣谷氏は、振られた相手が学生起業家と付き合い始めたことに悔しさを覚えました。
「自分も何かやらなきゃあかん」と一念発起し、得意だった「ご飯を食べること」と「文章を書くこと」を活かしてグルメブログを立ち上げます。
アクセスを稼ぐために「誰よりも早く情報を出す」という仮説を立てて実践したところ、検索順位が上がりアクセスが増加。これが彼にとっての初めてのSEO体験であり、マーケティングの面白さに目覚めた瞬間でした。
創業時の苦労とキャリア形成
大学卒業後、株式会社わかさ生活に入社するも、わずか3ヶ月で退職。当時は「目先のお金がマジでない」という過酷な状況の中、Webライターとしてフリーランスの道を歩み始めます。
しかし、労働集約型の働き方に限界を感じ、単価を上げるために東京のWeb系広告代理店へ入社。
そこでBtoBメディアの責任者として、アクセスを集めた後の動線設計やホワイトペーパーの企画など、Webマーケティングを1から10まで経験したことが、現在の事業の大きな礎となりました。
個人事業主として9年近く活動した後、大手企業との取引拡大を見据え、2025年8月に合同会社dock.を設立しました。

事業の特徴
競合との違い:「コンサル」ではなく「実務の巻き取り」
一般的なSEOコンサルタントは、施策を提案して「あとは制作会社にお願いしてください」とクライアントに投げることが少なくありません。
しかし合同会社dock.は、クライアントのWebリテラシーや人手不足の課題に寄り添い、制作会社のディレクションを含め、実務のほとんどを自社で巻き取る「代理業に近い」スタイルをとっています。
忙しくて時間が取れない方や、お金は払うから対応しておいてほしいという方にも対応できる体制が大きな特徴です。
強み:順位ではなく「売上(CV)」への執着
「検索順位が上がっても売上に繋がらなければ意味がない」。この思想は、垣谷氏が広告代理店時代に業界の不都合な真実に直面したことから生まれました。
合同会社dock.では、アクセスを集めた後のコンバージョン(CV)への導線設計に徹底的にこだわり、過去には「会員登録411%増」「問い合わせ400%増」といった圧倒的な実績を叩き出しています。
提供価値:良い商品を世に広める
中小企業の多くは素晴らしい商品やサービスを持っていますが、それをどうWebで届ければいいかを知りません。
dock.は、名刺代わりになってしまっているWebサイトを「売上が上がるWebサイト」へと変貌させ、企業の経営安定化に貢献しています。

インタビューQ&A
Q. 大手企業と中小企業のSEO支援で、根本的に違うと感じる部分はどこですか?
A. 中小企業がSEOをやる目的は「リード(見込み客)を獲得して売上を上げること」に直結しています。
一方で、大手企業になると、売上に直結させるというよりも「株主のためにSEOをやる」「ブランディングのためにSEOをやる」といった側面に目的がシフトする点が一番大きな違いですね。
Q. 「順位ではなく売上を上げるSEO」という思想に至ったきっかけを教えてください。
A. 広告代理店に入社した時に強く感じました。
多くのSEO会社が「順位を上げますよ」と営業していますが、順位が上がったからといって顧客の売上に繋がるとは限りません。
順位アップはあくまで過程であって、お客さんが本当に求めているのは「売上」です。その本質からズレた提案をしている業界の構造に疑問を持ったのがきっかけです。
Q. これまでの仕事で最も悔しかった失敗体験と、そこから得た教訓は何ですか?
A. 独立後に担当した案件で、SEOの実力以前に、顧客とのコミュニケーションや接触のやり方が上手くいかず解約になってしまったことがありました。
お客さんはもちろん結果を求めていますが、それ以上に「納得感」を感じてもらいながらプロジェクトを進めることの重要性を痛感しました。
それ以来、明確なKPIを設置し、クライアントと二人三脚で進捗を共有するコミュニケーションを徹底しています。
Q. 現在、自社には「向いていない」「お断りする」のはどのような企業ですか?
A. 私たちもプロフェッショナルとして、過去の成功パターンや経験に基づいた施策をご提案しています。
そのため、「自分たちがやりたいこと」が最優先で、私たちの提案を否定して「言われたことだけやってほしい」という思考の企業様は向いていません。
そういった場合は、ご自身がやりたいことをそのまま実現してくれる制作会社や代理店にお願いした方が良いとお伝えしています。
Q. Web解析士などの資格はお持ちですが、仕事にどう活きていますか?
A. Web解析士は、Webマーケティングの基本や原理原則を体系的に学べるため、SEOの仕事に非常に活きていると感じます(※現在は資格失効中ですが、過去に取得し知識として根付いています)。
一方で、Googleアナリティクスの資格(GAIQ)は、正直なところ実務で役に立ったと感じたことは一度もありませんね(笑)。
経営者の価値観
「Webで1番正直な会社になりたい」
垣谷氏が最も大切にしているのは「正直さ」です。Webの世界は成果がすべて数字として可視化される素晴らしい領域であるにもかかわらず、その数字を隠して不誠実な営業を行う会社が後を絶ちません。
そうした業界の現状を目の当たりにしてきたからこそ、dock.では顧客に対して数字を包み隠さずすべて開示し、「Web業界で1番正直な会社」であり続けることを経営哲学として掲げています。
最後まで食らいつく泥臭さ
また、高校時代のボート競技など、身体的に過酷なスポーツを経験してきたことが、経営にも影響を与えていると語ります。
「経営は想像以上にやることが多くしんどいものですが、最後までしがみつき、食らいつく姿勢はスポーツから学んだ原点です」と、泥臭く結果にコミットする姿勢を貫いています。
今後のビジョン
制作会社向けSEO顧問サービスの展開
現在、合同会社dock.が最も注力しているのが「Web制作会社向けのSEO顧問サービス」です。多くのWeb制作会社は、サイトを作った後の「どれくらい見られているか」といったマーケティングの原理原則を把握していません。
dock.が黒衣(くろこ)として制作会社をサポートし、SEOの保守管理を巻き取ることで、制作会社のLTV向上と経営の安定化、そして最終的なクライアントの売上貢献を目指しています。
スクール事業と地域創生
3〜5年後のビジョンとして、自社でのスクール事業の立ち上げを構想しています。
また、自身が京都府舞鶴市という地方出身であることから、Webの力を使って中小企業を元気にし、それが結果的に地域に住む従業員を豊かにし、地域創生につながるという好循環を生み出したいと考えています。

読者へのメッセージ
【垣谷代表より】
「中小企業の皆様は、本当に素晴らしい商品やサービスをお持ちです。会社が元気にならなければ、そこで働く従業員や地域は盛り上がりません。人手不足などの課題を解決し、しっかり売上を立てるための最適解は『Webマーケティング』だと確信しています。今後さらに注力する企業が増える中、なるべく早くWeb集客に本腰を入れていただきたいですし、その一端を弊社が担えれば大変嬉しく思います。」
まとめ
この記事のポイント
- 合同会社dock.は、検索順位ではなく「売上とCV」に徹底的にコミットする。
- コンサルティングにとどまらず、実務を巻き取る「丸投げ可能」な体制が強み。
- 嘘のない数字を開示し、「Web業界で一番正直な会社」を目指している。
- Web制作会社向けのSEO顧問サービスなど、業界全体の課題解決にも取り組む。
どんな企業におすすめか
- アクセスはあるが、問い合わせや売上に繋がっていない企業
- Web担当者が不在、またはリテラシーに不安があり、プロに丸投げしたい中小企業
- クライアントにSEO対策を提案したいが、自社にノウハウがないWeb制作会社

ここまで記事を読んでいただき、ありがとうございました。
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「なぜこの事業を始めたのか」という想いがあります。
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